漕ぐスペシャリストが出会った小型車ソリオ

穏やかな気候の下でレジャーが楽しめる、日本有数のリゾート地、神奈川県三浦郡葉山町。雄大な相模湾の彼方に江ノ島と富士山を望む、絶好のビューポイントとして知られているほか、マリンレジャーの拠点としても人気を集めるスポットだ。
湘南エリアの中でも、とくに落ち着いた雰囲気が漂う葉山の海にＳＵＰボードやアウトリガーカヌーを浮かべ、自然と一体になってパドルを漕ぐ。そんなライフスタイルを送っているのが、今回登場する柏木星詩さん。高校時代にレーシングカヌーと出会い、社会人になってもコーチ兼選手としてレーシングカヌーの競技に出場。その後、沖縄でのライフガード活動を経て、現在は「ＢＥＡＣＨ葉山アウトドアフィットネスクラブ」でインストラクターとして活躍している。
ＳＵＰやアウトリガーカヌーなどのレクチャーで毎日海に出るのはもちろん、休日にも海でＳＵＰのトレーニングをしたり、レースで各地の海を回ったり……。“海で漕ぐ”ことをライフワークとした、根っからの「オーシャンパドラー」だ。
今回は、そんな海と共に過ごす生活を送る柏木さんが、スズキのコンパクトカー「ソリオ」とコラボレーション。ＳＵＰのレースボードをルーフキャリアに積んで、お気に入りのポイントへと向かった。

長さのあるレースボードでも、ルーフキャリアに無理なく積み込める。撮影時に積載したのは12.6ftの長いハードボードだが、一般的な9～10ft程度の短いボードならルーフキャリアを使わなくても車内にそのまま積載可能だ。

SUPのほか、アウトリガーカヌーのレースにも出場している柏木さん。穏やかな気候の美しい葉山の海にカヌーを浮かべて、自然との一体感を味わいながら無心にパドルを漕ぐ。仕事でもプライベートでも毎日海に出る、生粋のオーシャンパドラーだ。

漕ぐスペシャリストが出会った小型車ソリオ

柏木さんのライフスタイルは、「漕ぐこと」がベース。ＳＵＰやアウトリガーカヌーのインストラクターとして毎日海に出るほか、休日もクルマにボードを積んでＳＵＰのトレーニングやレースで海へと向かう。
そんな根っからの“オーシャンパドラー”が乗るクルマは、ボードやパドルなどのギアを積めることが大前提。お気に入りのポイントに向かう際に、狭いアプローチをスイスイ走れる機動力も重要だ。そんなニーズにピッタリはまる１台が、スズキのソリオ。今回はソリオを相棒にして、海と共にある柏木さんのライフスタイルを実践してもらった。
まずは、ルーフキャリアにＳＵＰボードを積載。載せたのは12・６フィートのかなり長いレース用ハードボードだが、ちょうどよいサイズ感でソリオのボディとジャストフィット！　大型ＳＵＶなどではルーフが高くて苦労することもあるが、高さを抑えたソリオならボードの積み下ろしもラクラクだ。
インフレータブルボードやパドルは、助手席とリアシートを倒したスペースに積載。多彩なシートアレンジでコンパクトカーとは思えないほど広いスペースが確保できるので、短いサイズのＳＵＰボードなら車内に積み込むことも可能だ。
抜群の積載力からは想像できないコンパクトボディも、アクティブなアウトドアマンにとって大きなアドバンテージ。狭い道でもストレスなく走れ、シークレットポイントへのアプローチも無問題。柏木さんが拠点にする葉山は入り組んだ道も多いが、走る道や止める場所に気を使うことなくどこでも行ける。リッター32㎞の低燃費を誇るハイブリッド車であることも、自然を愛する柏木さんにピッタリ！
愛用のボードをサッと積み込んでお気に入りのポイントに乗りつけ、自然の中でパドルを漕ぐ。「見た目コンパクトでも、たくさん積めて低燃費」のソリオは、アウトドアアスリートにとっても最高の相棒だ。

BEACH葉山は、「アウトドアスポーツ・フィットネス・メディカルを通じた、自然と社会の融合」をテーマに、サーフィン、SUP、カヤック、アウトリガーカヌーからヨガ、ピラティスまで、多彩なプログラムを開設。地元葉山を中心に、多くのナチュラリストが集う。

柏木さんが愛用しているNSPのレースボード。SUPで使用する一般的なボードよりも長さがあって幅が狭く、スピードが出るのが特徴となっている。左は折りたたんで持ち運びができるエア注入式のPUMAインフレータブルボード14ft、右はPUMAハードボード12.6ft。

10ftのSUPボード程度ならボディから大きくはみ出すことなく積載可能だ。SUPを搭載するためのルーフキャリアはINNO（イノー製）。スクエアベースステー（1万3000円）とベーシックバーセット（6500円）にマルチプロテクター50カーボンルック（4500円）の組み合わせ。ボードの固定はラチェットベルト2（1万477円）で行う。※価格は税抜き

折り畳み式インフレータブルボードや空気入れ、パドルなど、SUPを楽しむにはさまざまなギアが必要になるが、ソリオの大きなラゲッジスペースなら問題なく収納可能。助手席と左リアシートを倒せば長さのあるパドルもそのまま積み込め、アウトドアの相棒としても、使い勝手は抜群だ！