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特集

ジムニーで行く、全国アウトドア通信【vol.3 大分県・耶馬渓】

tie-up!
【タイアップ記事】

この記事は「ランドネ 2020年1月号 vol.109」に記載されています。

ジムニーで行く、全国アウトドア通信【vol.3 大分県・耶馬渓】

ランドネ編集部が、全国各地の自然あふれる場所へ、期間限定のプチ移住をする新企画。
1年間のあいだ、拠点をもうひとつ地方に置き、より自然の近くで、リアルなフィールドの魅力を発信していきます。
その相棒に選んだのは、ジムニー(ランドネ号)。
ジムニーだからこそ叶う、“アウトドアと暮らし”も紹介。

大分県・耶馬渓(やばけい)

大分県中津市の山国川流域に広がる奇岩と渓谷が美しいエリア。
2017年には耶馬渓の歴史や文化を語るストーリー「やばけい遊覧~大地に描いた山水絵巻の道をゆく~」が日本遺産に認定されている。

Access

大分空港からJR 中津駅まで大分空港道路、東九州道を経由して約1時間10分。

古き良きものと新しいもの

ジムニーで行く、全国アウトドア通信【vol.3 大分県・耶馬渓】

耶馬渓一帯には、本州ではなかなか見ることのない「メサ」と呼ばれる侵食によってできた卓状台地の山が、あちこちに点在している。

 今回、ランドネ号を走らせて向かったプチ移住先は、大分県中津市。
美しい自然が広がる景勝地・耶馬渓があり、その姿はかつて福沢諭吉が愛した風景ときっと変わらないはず。

 山国川を遡るように進むと、古い建物や民家、歴史を感じる橋やお寺、城跡などが現れ、耶馬渓の歴史の深さをしみじみと感じるいっぽう、若い方が営むお店も点在し、耶馬渓鉄道の跡地をサイクリングロードとして活用も。それらをつなぐ旅のM APを作るなど、古き良きものを残しながら、新しいものを取り入れるようすが印象的だ。移住者も多く、少しずつ考えは違うけれど、「自然とともに暮らすこと」への想いのあふれる人ばかり。その姿や想いを感じに、訪れてほしい場所だ。

ジムニーで行く、全国アウトドア通信【vol.3 大分県・耶馬渓】

滞在期間中は、守実温泉「やすらぎの郷やまくに」を拠点に。目の前に山国川の流れる里山風景が広がり、地元の方に愛される弱アルカリ性の温泉も!

ジムニーで行く、全国アウトドア通信【vol.3 大分県・耶馬渓】

山国川に架かる石積みアーチ式の眼鏡橋が美しい馬渓橋は、耶馬渓三大名橋のひとつ。

ジムニーで行く、全国アウトドア通信【vol.3 大分県・耶馬渓】

細い山道が多い耶馬渓でも心強い走りをしてくれたジムニー。ステッカーも完成!

耶馬渓での出会い

ジムニーで行く、全国アウトドア通信【vol.3 大分県・耶馬渓】

有機無農薬のお茶を育てながら「蛍茶園Tenjiku」を営む井上さんご夫婦。「煎茶みるくあずき(800 円)」などのかき氷が人気。

ジムニーで行く、全国アウトドア通信【vol.3 大分県・耶馬渓】

季節限定の手作りタルトや、木炭で焙煎したコーヒーなどがいただける「道カフェ 余菓の日」。

ジムニーで行く、全国アウトドア通信【vol.3 大分県・耶馬渓】

ジムニーで行く、全国アウトドア通信【vol.3 大分県・耶馬渓】

茅葺屋根の古民家で1 日40 食限定の無添加ランチを提供する「KAYABUKI」岡崎さん。

ジムニーで行く、全国アウトドア通信【vol.3 大分県・耶馬渓】
ジムニーで行く、全国アウトドア通信【vol.3 大分県・耶馬渓】

ジムニーで行く、全国アウトドア通信【vol.3 大分県・耶馬渓】

大谷渓谷

深耶馬渓エリアに広がる大谷渓谷には、溶岩により形成された一枚岩がおよそ10 ㎞も続き、その上を滑るように水が流れる。美しく木漏れ日が差し込み、秘境感を味わえる。

ジムニーで行く、全国アウトドア通信【vol.3 大分県・耶馬渓】

伐株山/きりかぶさん

ひと際目を引くメサの山・伐株山は、車で山頂付近までアクセスでき、地元の人に愛される八面山や玖珠盆地を、吉田初三郎氏の鳥観図のように眺められる絶景スポット。